【かぜと薬について・2】

かぜの初期症状の手当て(高熱が出た場合)

高熱のとき最も大切なのは、子どもさんの表情や様子をよく見ることです。例えば39℃あってもニコニコして元気そうな様子であれば、夜間に慌てて救急施設を受診しなくても良いことが多いです。こまめに水分を与え、体を冷やして、翌日も解熱しないようであればかかりつけ医に相談してください。解熱剤は、お子さんが高熱でつらそうなときに使ってあげれば、熱が少し下がって、水分や栄養を摂ることができるでしょう。

 

かぜと薬について・Q&A

かぜQ1

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ウィルスの細菌は非常に小さいので、マスクの繊維の間はすり抜けてしまいますが、痰などは通しません。ですから他の人にうつしにくいという意味で、多少の効果はあるかもしれません。また、マスクをすることで、のどや鼻の湿り気を保つことができます。
「うがい」も口やのどを洗浄し、痰などを除去しやすくなるなどの効果があると言われています。
かぜの予防に最も効果的なのは「手洗い」とされています。咳やくしゃみのときに口に当てた手には、ウィルスがたくさんついています。その手でドアノブや手すりなどを触ったとき、ウィルスはその場所でしばらく生きていて、他の人が手で触ることで移っていきます。さらにその手を口や鼻のあたりに持っていった時に、感染してしまう可能性がありますので、手洗いでウィルスを除去することが大切なのです。

かぜQ2

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大人の薬では、食事を摂ってからでないといけない薬(糖尿病薬など)はありますが、子どものかぜ薬では、必ずごはんを食べてから、ということはありません。ただ胃腸の保護という意味で、何か少しお腹に入れておくと良いかもしれません。またお薬が苦手なお子さんでは、無理に飲ませようとしてたべたものを戻してしまったりすることもあります。医師や薬剤師に相談し、飲ませ方を工夫してみてください(シロップの利用、スプーンの使用、アイスなどと一緒になど)。

かぜQ3

基本的にはどれも同じ、体温を下げる効果のある薬です。子どもで使用されるのは、ほとんどが「アセトアミノフェン」という薬剤です。飲み薬よりも座薬の方が体への吸収が早いので、効き目がより早いというメリットはあります。ジェルが付いたシート状の市販されている熱さましは、薬ではありませんが、ぬれタオルを肌に当てるのと同じく熱を吸うことで、体温はある程度下がります。

 

エコチル調査宮城ユニットセンター
小児環境医学分野 藤原 幾磨 教授