【アレルギーマーチ・1】

アレルギーマーチとは、アレルギーの現れ方が、子どもが成長するにつれて次々と変わっていくことです。

 

アレルギーの発症には、遺伝要因だけではなく、外部からの影響を受ける環境要因(アレルゲンへの接触や大気汚染、喫煙など)も、子どもに関わっているといわれています。

乳児期は、アレルギーマーチのはじまりの時期です。
湿疹やアトピー性皮膚炎からはじまり、食物アレルギーを発症することもあります。

幼児期には、消化管や免疫機能が発達し、食物アレルギーが軽快してきます。この時期、ダニなどに反応してぜんそくが発症してくることがあります。

学童期では、ぜんそくは呼吸機能が発達して治療が不要になる場合もあります。花粉症やアレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎を発症することもあります。

 

アレルギーマーチには個人差があるので、みんなが同じ経過をたどるわけではありません。

 

エコチル調査宮城ユニットセンター
小児環境医学分野 藤原 幾磨 教授