「妊娠期間中の飲酒の継続は妊娠高血圧症候群のリスクを高める」エコチル調査からの研究論文が発表されました。

妊娠初期、妊娠中後期の段階でお酒を「現在も飲んでいる」と回答している妊婦は全妊婦のそれぞれ9.5%、2.6%と決して少なくはなく、毎日日本酒1合またはビール大瓶1本程度の飲酒を行った場合、飲酒をしていない妊婦に比較して妊娠高血圧症候群のリスクは3.45倍と高い結果が出ました。 「以前は飲んでいたが止めた」と回答した妊婦では妊娠高血圧症候群のリスクは0.90倍と低く、妊娠が分かった段階で飲酒しないことが重要と考えられます。

この研究は、東北大学大学院医学系研究科の岩間憲之(いわま のりゆき)助教、東北医科薬科大学医学部の目時弘仁(めとき ひろひと)教授らのグループによって行われました。

今回発表された研究は、妊婦における禁酒の重要性を妊娠高血圧症候群の面から明らかにした初めての報告であり、エコチル調査にご協力いただいているみなさまの全国データが用いられております。

本研究成果は、2018年11月7日にHypertension Research誌(電子版) に掲載されました。

 

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「妊娠期間中の飲酒の継続は妊娠高血圧症候群リスクを高める-妊娠が分かった段階で飲酒しないことが重要-」 (東北大学大学院医学系研究科・医学部ウェブサイト)