「月経困難症の既往が周産期のメンタルヘルス管理に重要」エコチル調査からの研究論文が発表されました。

妊娠前に月経困難症があった妊婦では、妊娠中に精神的ジストレス(耐え難い心理的な苦痛を感じている状態)を有している割合が高く、妊娠中期~末期の新規の精神的ジストレス発症と関連していました。
心理的ストレスの頻度は月経困難症の重症度が増すと増加しており、月経困難症の既往は周産期のメンタルヘルス管理に重要であると考えられます。

この研究は、東北大学病院婦人科学分野 渡邉 善助手、東北医科薬科大学医学部衛生学・公衆衛生学教室 目時 弘仁教授らのグループによって行われました。

今回発表された研究は、妊娠により月経が来なくなったとしても、妊娠前の月経困難症の有無を聞き取ることの重要性を明らかにした初めての報告であり、エコチル調査にご協力いただいているみなさまの全国データが用いられております。

本研究成果は、2018年11月5日にJournal of Affective disorder誌(電子版)に掲載されました。

 

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「月経困難症の既往が周産期のメンタルヘルス管理に重要 -妊娠前に月経困難症であった女性は妊娠中も心理的ストレスが大きい-」 (東北大学大学院医学系研究科・医学部ウェブサイト)