「よく寝た子は食いしばらない エコチル調査から見えた乳幼児期の睡眠時間と歯ぎしり癖との関連」エコチル調査のデータを用いた研究論文が発表されました。

エコチル調査にご協力いただいている皆さまのデータを用いて書かれた、「よく寝た子は食いしばらない エコチル調査から見えた乳幼児期の睡眠時間と歯ぎしり癖との関連」の論文が、2022年8月6日付でSleep Medicineに掲載されました。

歯ぎしりは睡眠障害と関連があることが知られています。東北大学病院の土谷忍助教、東北大学大学院医学系研究科の有馬隆博教授、八重樫伸生教授、門間陽樹講師、医工学研究科の永富良一教授、東北福祉大学保健看護学科の土谷昌広教授らのグループは、環境省が実施している子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)の90,148名を対象に、乳幼児期の睡眠時間(1か月、6か月、1歳、1歳半、3歳時)と歯ぎしり癖の有無(2歳時、4歳時点)の関連について解析を行いました。その結果、乳幼児期の睡眠習慣が将来的な歯ぎしり癖に影響を与える可能性が示唆されました。具体的には、新生児期(1か月時点)の睡眠時間が短いほど、歯ぎしり癖の発生が高い傾向(2歳と4歳時点の両方)が確認されました。この傾向は6か月時点でも確認されましたが、3歳時点の睡眠時間の場合には認められませんでした。特に、夜間の睡眠時間が歯ぎしり癖の発生と強く関連しており、2歳と4歳時点の両方で歯ぎしり癖が確認された子ども(習慣的な歯ぎしり癖がある)ではその傾向(睡眠時間が短いほどリスクが高い)はより顕著なものでした。

※本研究の内容は、すべて著者の意見であり、環境省及び国立環境研究所の見解ではありません。

 

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