「子を守るために妊娠女性は一日でも早い禁煙を! 」エコチル調査のデータを用いた研究論文が発表されました。

エコチル調査にご協力いただいている皆さまのデータを用いて書かれた、「子を守るために妊娠女性は一日でも早い禁煙を!」の論文が、2022年11月30日にElsevierから刊行された学術誌「Obstetrics & Gynecology」に掲載されました。

妊娠中の喫煙は胎児の健やかな成長や発達を阻害する要因として知られています。そのため多くの女性が妊娠を機に禁煙しますが、妊娠が判明してから禁煙するまでの期間の違いが子どもにどのような影響を及ぼすかは、これまで明らかでありませんでした。
東北大学大学院医学系研究科の龍田希(たつたのぞみ)准教授、仲井邦彦(なかいくにひこ)名誉教授らの研究グループは、子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)に参加した約 10 万組の親子を対象に、妊娠中に禁煙をしたタイミングの違いが子どもの成長に及ぼす影響を調べました。
その結果、妊娠中の喫煙は、子どもの出生体重、身長、頭囲の減少と関連していることを確認するとともに、禁煙は早ければ早いほど胎児の成長への影響が軽減されることを明らかにしました。
以上より、妊娠女性が喫煙習慣を有している場合、早期介入が重要であることが示唆されました。

※本研究の内容は、すべて著者の意見であり、環境省及び国立環境研究所の見解ではありません。

詳細については下記のリンク先をご覧ください。

詳細(東北大学大学院医学系研究科・医学部ホームページ)