エコチル小児科医 藤原先生のおはなし ~乳幼児の成長について②~
ビタミンDと骨のおはなし
骨には様々な役割がありますが、その一つが「伸びる」ことです。体重は筋肉や臓器などいろいろなものが成長して増えますが、身長は「骨が伸びる」ことにより増えます。ビタミンDは骨にとって大事なホルモンですが、子どもでビタミンDが不足すると骨が柔らかくなり変形します。その状態を「くる病」といいます。最近くる病が増えていると言われており、その要因として母乳栄養や紫外線を避けること、アレルギーに対する過度の栄養制限などが挙げられます。
日本では妊婦さんの多くがビタミンD不足であるとも報告されています。くる病を予防するためには、、、
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適切な栄養摂取
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適度な日光浴
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必要であればサプリメントも考慮も考慮